敬語のまとめ

せんせい
ひよりちゃん、敬語って難しく考えがちだけど、実は「誰が主役(主語)かな?」って考えるだけで、魔法みたいにスッキリ解けるんだよ。まずは3つの種類をおさらいしてみようか。

ひより
はい!「尊敬語」と「謙譲語」、あと「丁寧語」ですよね?

せんせい
そう、大正解。
尊敬語は、相手を直接アップさせる言葉。
謙譲語は、自分が一歩引いて自分をダウンさせる言葉。
丁寧語は、語尾に「です・ます」をつけて全体を丁寧にする言葉だね。
尊敬語は、相手を直接アップさせる言葉。
謙譲語は、自分が一歩引いて自分をダウンさせる言葉。
丁寧語は、語尾に「です・ます」をつけて全体を丁寧にする言葉だね。

ひより
そこまではバッチリです!でも、やっぱり尊敬語と謙譲語の使い分けが不安で……。

せんせい
大丈夫だよ。秘訣はね、「その動作の主語(主役)は誰か?」をチェックすることなんだ。
たとえば、「先生が私の家に来た」という文。この動作の主語(主役)は誰かな?
たとえば、「先生が私の家に来た」という文。この動作の主語(主役)は誰かな?

ひより
ええと……先生、ですよね。

せんせい
そうだね。主語(主役)が「相手」のときは、その人を持ち上げる尊敬語を使うんだ。「先生が家にいらっしゃった」となるわけ。
じゃあ、「私は先生の家に行った」という文なら、主語(主役)は誰だい?
じゃあ、「私は先生の家に行った」という文なら、主語(主役)は誰だい?

ひより
それは、私です!

せんせい
その通り。主語(主役)が「自分(身内)」のときは、自分を低くして相手への敬意を示す謙譲語を使うんだよ。「先生の家にうかがった」って言うのが正解。

ひより
なるほど……!「主語(主役)が相手なら尊敬語」、「主語(主役)が自分なら謙譲語」。これなら迷わずに済みそうです!

せんせい
うんうん、完璧だよ。もし「先生がうかがった」なんて言っちゃうと、主語(主役)である先生を下げちゃうことになるから、そこだけ気をつけてね。ひよりちゃんなら、もうマスターしたも同然だよ。
敬語動詞をマスターしよう
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せんせい
覚えられたら、実際、下の表を後の語群を参考に完成させましょう。
| 元の動詞 | 行く・来る | いる | 言う | する | 見る | 食べる | やる | くれる |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 尊敬語 | いらっしゃる |
いらっしゃる |
おっしゃる |
なさる |
ご覧になる |
召し上がる |
くださる |
|
| 謙譲語 | 参る |
おる |
申す |
いたす |
拝見する |
いただく |
差し上げる |
演習問題
1
尊敬語か謙譲語かを区別し、適切な敬語で書きなさい。| ① 森部先生はまだ塾にいるそうだ。 | 【尊】いらっしゃる |
| ② 私が代表として先生に聞いてみます。 | 【謙】うかがって |
| ③ お茶を飲んでもよろしいですか。 | 【謙】いただいても |
| ④ 父が先生のお宅に ア 行きたいと イ 言っております。 | ア【謙】うかがいたい イ【謙】申して |
2
下線部の誤りを正しなさい。| ① 加藤先生が申されたことは本当ですか。 | おっしゃった |
| ② 父がよろしくとおっしゃっていました。 | 申しておりました |
| ③ 私の書いたものを拝見して下さい。 | ご覧になって |
| ④ これはあの方がくれた本です。 | くださった |
3
下線部の敬語の種類を記号で答えなさい。(ア尊敬 イ謙譲 ウ丁寧)| ① 書かせていただく。 | イ(謙譲語) |
| ② 歓迎してくださった。 | ア(尊敬語) |
| ③ 絵をご覧下さい。 | ア(尊敬語) |
| ④ 発見があるでしょう。 | ウ(丁寧語) |
| ⑤ バスで参ります。 | イ(謙譲語) |
| ⑥ おば様にお会いできて。 | イ(謙譲語) |
| ⑦ おいでになるのですか。 | ア(尊敬語) |

