今年度の群馬県公立高校の入試問題について、難易度や特徴などはどうだったのか。県内の学習塾の先生に講評していただきました。国語は進学塾クエスト(館林市)塾長の古口徳夫先生にお願いしました。
進学塾クエスト
塾長
古口 徳夫先生
かなり易しくなった
★
かなり難しくなった
今年度の国語は、文章自体の難易度は決して高くありませんでしたが、正確に読み取る力と粘り強さが強く求められる問題でした。
説明文では、「本来性」「非本来性」「心のありか」など、分かるようで分かりにくい言葉が多く使われており、何となく理解したつもりでは正答に結びつきません。本文と選択肢を丁寧に照らし合わせて吟味する姿勢が重要だったと感じます。
小説では、誰の視点で描かれているのかを正確に捉えることが大きなポイントでした。姉と妹がお互いにすれ違いを感じながらも、実は同じ寂しさを抱えていたという構造を読み取れたかどうかが主題理解の鍵となりました。
古文は注釈を丹念に読み動作主を押さえながら流れを追えば対応できる内容で、資料問題も語句と資料を丁寧に見比べる力が問われていました。
全体として文章量が多く、速く正確に読む力に加え、答案を読みやすく丁寧に、かつ速く書く力も重要です。日頃から丁寧な字でノートを書く習慣を積み重ねることが、入試での大きな差につながると改めて感じました。
実際の問題を見てみよう!
※国語は著作権に配慮し、問題文は一部省略しています。
※国語は問題に誤りがありました。
正誤表
設問番号:大問三 7ページ〔文章〕1行目,8ページ(二)1行目
訂正内容:漢字の訂正
【誤】 阿部仲麻呂⇒【正】阿倍仲麻呂


