国語が苦手な子が文章を読みながら、そこで使われている漢字書き取りや、抜き出しのトレーニングのできる教材です。読みながらで重要な対義語を学ぶこともできます。

せんせい
今回は、「具体と抽象」について学びましょう。文章素材は「せんせい」の文章なのでコピペしてご活用いただけます。
問題 次の文章を読んで、後の問いに答えなさい。
君が果物屋さんで「くだものをください」と言っても、何も出てきません。「くだもの」という物そのものが存在しないからです。
ところが、「バナナをください」と言えば、お店の人は実際のバナナを出してくれます。
バナナのように、形があり、手でさわることができるものを「具体」といいます。
一方で、「くだもの」のように、形をもたず、頭の中のイメージとして存在する言葉を「抽象」といいます。
具体と抽象は反対の関係にありますが、実は深く結びついています。
バナナやリンゴ、ぶどうのような具体的な物から、ちがいを取りのぞき、共通している点だけをまとめることを「抽象化」といいます。これによって、「くだもの」という言葉が生まれます。
ただし、具体と抽象の関係は、いつも固定されているわけではありません。
「バナナ」は「くだもの」に比べれば具体的ですが、「フィリピン産のバナナ」と言えば、さらに具体的になります。一方、「くだもの」は「食べ物」と比べれば具体的な言葉になります。
人は、このように抽象的な言葉を使うことで、多くの物や出来事をまとめて考えることができます。
たとえば、ポチとシロという二匹の犬はちがっていても、「イヌ」という言葉で一つにまとめることができます。これによって、人は同じ話題で会話できるようになるのです。
文章を書くときにも、具体と抽象はとても大切です。
伝えたい考えはたいてい抽象的なので、それを具体的な例で説明することで、読み手は理解しやすくなります。
漢字トレーニング

せんせい
次の【 】内の読みを、漢字で書いてみよう! 本文で使われている言葉だから、分からない場合は、本文から探して写してもいいよ!
① こういうものを「【ぐたい】」といいます。
② こういうイメージを「【ちゅうしょう】」といいます。
③ バナナは、【じっさい】の形をともなった物です。
④ 形をともなわないイメージ(【ことば】)です。
⑤ 【きょうつうてん】を見つけ出してまとめるのが抽象化です。
① 具体
② 抽象
③ 実際
④ 言葉
⑤ 共通点
読みの超基礎トレーニング

せんせい
本文を見ながらそのまま書き写しましょう。
君が果物屋さんで「くだものをください」と言っても、何も出てきません。「[① ]」という物そのものが存在しないからです。
ところが、「[② ]」と言えば、お店の人は実際のバナナを出してくれます。
バナナのように、形があり、手でさわることができるものを「[③ ]」といいます。
一方で、「くだもの」のように、[④ ]を「[⑤ ]」といいます。
具体と抽象は[⑥ ]にありますが、実は深く結びついています。
バナナやリンゴ、ぶどうのような具体的な物から、[⑦ ]を取りのぞき、[⑧ ]だけをまとめることを「[⑨ ]」といいます。これによって、「くだもの」という言葉が生まれます。
ただし、具体と抽象の関係は、いつも固定されているわけではありません。
「バナナ」は「くだもの」に比べれば具体的ですが、「フィリピン産のバナナ」と言えば、さらに具体的になります。一方、「くだもの」は「食べ物」と比べれば具体的な言葉になります。
人は、このように抽象的な言葉を使うことで、[⑩ ]ができます。
たとえば、ポチとシロという二匹の犬はちがっていても、「イヌ」という言葉で一つにまとめることができます。これによって、人は[⑪ ]のです。
文章を書くときにも、具体と抽象はとても大切です。
伝えたい考えはたいてい抽象的なので、それを[⑫ ]ことで、読み手は[⑬ ]しやすくなります。
君が果物屋さんで「くだものをください」と言っても、何も出てきません。「[① くだもの ]」という物そのものが存在しないからです。
ところが、「[②バナナをください]」と言えば、お店の人は実際のバナナを出してくれます。
バナナのように、形があり、手でさわることができるものを「[③ 具体 ]」といいます。
一方で、「くだもの」のように、[④ 形をもたず、頭の中のイメージとして存在する言葉 ]を「[⑤ 抽象 ]」といいます。
具体と抽象は[⑥ 反対の関係 ]にありますが、実は深く結びついています。
バナナやリンゴ、ぶどうのような具体的な物から、[⑦ ちがい ]を取りのぞき、[⑧ 共通している点 ]だけをまとめることを「[⑨ 抽象化 ]」といいます。これによって、「くだもの」という言葉が生まれます。
ただし、具体と抽象の関係は、いつも固定されているわけではありません。
「バナナ」は「くだもの」に比べれば具体的ですが、「フィリピン産のバナナ」と言えば、さらに具体的になります。一方、「くだもの」は「食べ物」と比べれば具体的な言葉になります。
人は、このように抽象的な言葉を使うことで、[⑩ 多くの物や出来事をまとめて考えること ]ができます。
たとえば、ポチとシロという二匹の犬はちがっていても、「イヌ」という言葉で一つにまとめることができます。これによって、人は[⑪ 同じ話題で会話できるようになる ]のです。
文章を書くときにも、具体と抽象はとても大切です。
伝えたい考えはたいてい抽象的なので、それを[⑫ 具体的な例で説明する ]ことで、読み手は[⑬ 理解 ]しやすくなります。
演習問題
問1 「具体」と「抽象」の違いを、本文の言葉を使って40字以内で簡潔に書きなさい。
具体は形のある実際のもの、抽象は形のないイメージや言葉である。
問2 「バナナ」「くだもの」「食べ物」を、抽象度の低い順に並べなさい。
バナナ → くだもの → 食べ物
問3 なぜ人は抽象的な言葉を使うのですか。
多くの物や出来事をまとめて考えたり、同じ話題で会話をしやすくできるから。
問4 「思いやりのある人になろう」を具体化した例を一つ書きなさい。
電車でお年寄りに席を譲る。
【解説】
問題の趣旨にそっていればOK
問5(要約問題)本文の内容を、八十字程度でまとめなさい。
具体とは形のある物で、抽象とは形のないイメージの言葉である。人は抽象化によって多くの事柄をまとめ、具体例を使って考えや思いを分かりやすく伝えることができる。(80字)

